読んだ本
https://www.amazon.co.jp/dp/4873118646
メモ
今まで監視というものを意識してこなかったが、アプリケーションの開発だけでなく運用をするためには監視は避けて通れないと感じて読んでみた。
監視について右も左もわからない状態で最初に「アンチパターン」や「デザインパターン」が書いてあるがよかった。 監視と聞くと SRE みたいなチームがおこなうもの、という先入観があったがこれこそがアンチパターンでチーム全員でやるもの、とあった。 またこれは当然だが、監視するだけでは悪い部分は直せない。
まず監視を始めようと思ったら、ユーザー視点で監視するのが効率的とあった。(結構何度も書かれていた気がする) 監視って例えば CPU 使用率みたいなのを見るみたいなのを想像しがちだったが、仮に CPU 使用率が高めでもユーザー視点で問題なければアプリケーションとしては正常だと言えるというのは確かにそうだという感じだった。 また、パラメータの見方もただ単純に 平均値 / 最大値 / 最小値 みたいなのを見るんじゃなくて 移動平均 / パーセンタイル / 周期性 のようなものが有用だと知った。
ネットワークやセキュリティの監視は正直読んでてもわからない部分が多かった。
最初に読むにはちょうどいいボリューム感だったが 100% 理解できたわけでもないのでまた読み直したい。