読んだ本
https://www.amazon.co.jp/dp/4798103683
メモ
チームが機能するために必要なことが物語形式でまとめられていた。 5 つの機能不全として「信頼の欠如、衝突への恐怖、責任感の不足、説明責任の回避、結果への無関心」が挙げられていたが、チームとしてこれができていると胸を張って言うのはなかなか難しいことじゃないかと感じた。
印象的だったのは「衝突への恐怖」である。個人的にはこれにすごく苦手意識を感じてしまう。意見の違いは悪いことではないとは理解しているが、無意識に衝突することを回避しようとしてるかもしれない。 衝突すると消耗してしまうし、相手の意見と反対のことを言うことで傷つけてしまうんじゃないか?と思ったりもする。(1 つ目の信頼が足りていないのかもしれない…)
機能不全は 5 つあるが、1, 2 を克服するだけでもチームの雰囲気は変わる気がする。もちろんただぶつかればいいとは思っていなくて適切なぶつかり方というのがあるはずなので、気をつけてやっていきたい。
チームに合わない人(チームをかき乱すような人)やその言動に改善が見られない人をチームから外す決断もチームを機能させるためには必要なんだということもわかった。 この本を読むまでは「そういう人はチームから外したほうがいい」という考えと「そういう人を含めて変わっていく必要がある」という考えを行ったり来たりしていたが、本当に変われない人がいた場合にはチームを抜けてもらうことも大事な判断だと改めて気付かされた。
本筋とは直接関係ないが、登場人物の名前と役割が頭に入らず何度も帯の人物紹介を読んでしまった…