とんかつ時々あんどーなつ

〜たとえ低空でも飛行していられるように〜

GDG DevFest 2020-Track3 / mini ng-japan 2020 のアーカイブを見た

10/17 に GDG DevFest 2020-Track3 / mini ng-japan 2020 があった。 当日は発表前でそわそわしたり、発表終わって疲れてたりでところどころ見れてなかったのでアーカイブを見直した。 改めて見ると結構長いから 1.25 倍で見るのがよさそう。

Youtube の配信アーカイブと各発表のスライドは Angular 日本ユーザー会の Discourse にまとめられている。

angular-japan.discourse.group

Angular の現在と未来

  • Google 社内で Angular は 2500+ projects で使われている
  • 前半は Angular v10.x の説明
    • ng-japan On Air でも聞いていたような話
  • Angular の Static と Dynamic の trade-off の話は初めて聞いたから面白かった
  • 後半は v11.x ~ の未来の話
    • Harness, E2E testing, MDC Web, DevTools が気になる
    • 細かい内容は Roadmap を見るとよい
  • Angular as Good Defaults
    • Web の標準技術の上に成り立っている、洗練されたデフォルトセットになるように作られている

Angularの静的サイトジェネレーター「Scully」の最新情報

  • SSG for Angular の話、9 月に v1.0.0
  • ページのレンダリングに Puppeteer が使われている
  • Blog を作るときの schematics も用意されている

NgRx component と component-store について

  • 初めてオンラインで発表した、結構緊張した

speakerdeck.com

www.youtube.com

rx-angular introduction

  • rx-angular の話
  • ngrx/component-store, ngrx/component に似ている(作者が同じ)
  • ChangeDetection の話が細かく説明されていてよかった
  • rx-angular 自身も専用の Strategy を提供する

Angular Elements を用いた Web Components 製 UIライブラリの提供

  • Angular Elements の話
  • @Input は Attribute に変換され、@Output は Custom Event に変換される
  • 課題と対策
    • ViewEncapsulation.ShadowDom
    • Attribute Mapping(@Input)
    • Error Handling
    • Composable Definition Pattern
    • Lazy Loading

Service禁止

  • Service いくつありますか?
  • 大規模アプリケーションをどうきれいにしていくか
  • Service 禁止 → 名前に Service と名付けるのを禁止しよう
  • 役割を正しく認識して、それにあった名前をつけよう
  • レイヤードアーキテクチャ

Angular Universalのプリレンダリングファイルを管理画面のボタン1つで更新できるようにしてみた

  • Angular と Firebase を組み合わせたサーバーレスアーキテクチャ
  • Server Side Rendering をするとサイトにアクセスするたびに Cloud Functions が実行されてお金がかかるので Pre Rendering して HTML を公開する形にしている
  • GCP の話多めだった

Angular Universalの歩き方

  • Angular Universal とは
    • Server Side Rendering と Pre Rendering ができる
  • Angular Universal には 4 つのエンジンがある
    • Express Engine, ASP.NET Core Engine, Hapi Engine, Socket Engine
  • Universal 試したことなかったからわかりやすく聞けてよかった

感想

あらためて聞き直すと Roadmap の話から始まり周辺ライブラリや内部の話、アーキテクチャまで幅広いコンテンツで楽しめた。